新社会人の上司ガチャは外れが当たり前!?避けられない苦境への備えとは?

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モンスン
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上司ハズレた…そんなあなたに寄り添います!

上司ガチャ、外れた…。新社会人になって最初にやってくる壁は、職場での人間関係づくり。企業の大小関係なく、直属の上司と良好な関係性を築けるかどうかは、入社後のキャリア形成において重要です。

新社会人の上司ガチャはハズレが当たり前!?

理想の上司との出会いは少数派

新社会人となって初めての上司が、人間的に尊敬できる方であれば文句なく、ともにはたらくことで大きな学びや経験が期待できるでしょう。

例えば、あるラジオ番組の一コマ。会社での役員プレゼンを前にプレッシャーに押しつぶされそうな主人公(安部礼司)へ、大場部長がかけた一言に痺れました。

安部、お前でダメならそれまでだ。全責任は私が取る。お前でいく。安部以外の人間では、私が後悔する。いつかお前にもわかる時が来る。すべて上手くいくことだけが人生じゃないんだ。この企画は、お前じゃなきゃだめなんだよ。

NISSAN あ、安部礼司 / 大場嘉門 2021/6/27 放送

みなさんのキャリアの中で、こんなにも思いやりに溢れた力強い言葉をかけられたことはあるでしょうか?

残念ながら、理想の上司との出会いは少数派で、入社早々に職場環境や人間関係に悩んでしまうことが多くあるようです。

入社後1週間で転職活動開始?

就職情報サイト運営の企業で、普段から学生と接する機会の多い寺口浩大氏が気になってTwitterでアンケートをとったところ、入社後1週間で「転職活動を始めた」「転職を検討し始めた」が合わせて4割を超えた*

採用活動において、不都合な社内事情は事前に開示されることはないという前提では、入社後のギャップは避けられない。その会社が素晴らしい成績を出し続けていたとしても、すべての社員が模範となれるわけでもない。誰が上司になるかは運まかせであり、新入社員にとって初めての上司との縁はまさにガチャだ。

初めての勤務先を退職する主な原因とは?

より大規模な公的調査にも目を向けてみます。若年者の能力開発と職場への定着に関する調査(平成28年)によると、結婚・出産を除くと、初めての勤務先を退職した理由は肉体的・精神的に健康を損ねた、人間関係がよくなかったということが上位となっています。

(独)労働政策研究·研修機構によるWeb調査
「若年者の能力開発と職場への定着に関する調査(平成28年)」
 対象:調査時21~33歳の男女5196名

上司との信頼関係がしっかり構築されていたのであれば、このような退職理由よりもキャリアアップなど比較的前向きな理由に振れていく印象です。

辛ければ辞めても大丈夫な時代だけど…

終身雇用の時代は過ぎ去り、新卒から定年までひとつの会社に勤め上げるという美徳観は神話化されつつあります。ダメ上司が自分の元を去るまで耐え抜くことだけが、社会で生き残る選択肢だとしたら残酷で窮屈…。

それでは、上司ガチャが外れた自分の未来に絶望しないためには、どのようなマインドをもつべきでしょうか?

避けられない苦境への備えとは?

経験や学びは後からついてくる

目の前の困難の意義は、いますぐに分かるものではありません。がんで余命宣告を受けたある大学教授が、最後の授業でこんな言葉を残しています。

経験とは、あなたが欲しかったものを手に入れられなかった時に手に入るもの。私たちが学ぶことの大部分は、間接的に得られるものだ。

THE LAST LECTURE / Randy Pausch**

時を重ねて、必要な知恵を備えていくことで、困難がやがて重要な学びを授けてくれるという解釈。

これは素晴らしい考え方だし、学生時代の自分も感銘を受けた。

でも、誰もがそんなに辛抱強くその時を待てるだろうか。

いつか苦しみの意味が分かると、目の前の困難をぐっと堪え続けることができるだろうか?

誰しも我慢には限度がある。先に壊れてしまっては、そもそも台無しになってしまう。

今の自分に「見えないものに気づかせてくれる」人との出会いを!

今の自分に見えないものに気づかせてくれる人がいれば、耐えて耐えて、壊れるほど我慢する必要はない

自分が直面した困難が意味することや、将来的に得られる学びをより豊かなものにする行動をともに考え、導いてくれる人がいたら、この上なく心強いだろう。

若手を伸ばす何よりの推進力は、誰かに憧れる力かもしれない。

「あの人みたいになりたい」という純粋な憧れは、何よりも向上心を突き動かす。

その憧れが社内になければ、会社の外に出て、これだって思える出会いを探してみよう。

メンターとしてあなたの悩みに寄り添い、今の自分に見えないものに気づかせてくれる人は必ずどこかにいる

Amazing Career Advice For College Grads From LinkedIn’s Billionaire Founder / Business INSIDER

チャンスは雲のように空に浮かんでいるのではなく、誰かにくっついています。もし、チャンスを探すのなら、あなたが探すべきものは人なのです。

大成功した卒業生の3つの秘密 / Reid Hoffman***

阻むも人、助くも人

批評は簡単だ。ダメな理由を並べる人ではなく、「だったらこうしてみたら」という新しい視点について前向きに背中を押してくれる、そんな誰かとの出会いは人生に彩りを与えてくれる。

直接的なご縁もあるし、書籍やSNS・メディア等を介した出会いもある。私自身、自分の力不足から仕事がうまくできなくて心が折れそうな時、ある本の一節に救われました。

小学生のぼく、高校生のぼく、そして今のぼくにだって、できることには限界があります。「その中から未来を選ぶ」なんて、怖いことだと思いました。いっぱい考えた結果、夢とは「今できないことを、追いかけること」だと確信したのです。

好奇心を“天職”に変える空想教室 / 植松 努****

新社会人となった皆さんが、このような出会いに恵まれることを願って止みません。

直面した困難は、経験者にとっては些細なことかもしれない

今すぐに環境を変えられなくても、どうにもできなくても、これからできるようになることが、本当に面白い局面です。あなたの悩みは、同じようなケースを経験し、先に乗り越えてきた人にとっては、些細なことかもしれません。

社内に解決策がないからこそ、会社の枠を超えて考えてみましょう。

3年後、5年後にどうなっていたいか。その未来像が、今の苦境を乗り越えるために不可欠です。

もちろん、URETECHがその未来像をともに考えるパートナーになれると何よりです。

職場の悩みはひとそれぞれ

上司ガチャをはじめ、職場の人間関係を考える上では、個別のケースにしっかり向き合うことが重要と考えています。択一的な答えはないからこそ、十分な対話のなかで心を落ち着けて、自分の力で変えられない前提、あるべき姿を妨げる問題、ありたい姿への課題を整理して自分の行動変容を導いていくことが重要です。

URETECHで構想しているパーソナルメンター事業では、そのようなPtoPのコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。

等身大で活躍できるキャリアを目指そう!

自分に備わった強みを生かすパーソナンルマーケティングが機能していれば、キャリア形成の焦点はニーズとの客観的なマッチングとなります。URETECHが目指すのは、自分の得意なスキルが「自然と売れていく」状態です。等身大の自分で活躍できる、そんなキャリアをともに目指していきましょう!

今の会社に残る場合も、転職に踏み切る場合にも、なりたい自分の未来像はパーソナルマーケティングを駆使して手繰り寄せることができる

この世で全て思い通りになるのは、自分の行動だけ。

馴染めない企業文化に預けていた、はたらき方の主導権も取り戻していきましょう!

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働くことも、生きることも、無駄を削いでシンプルに。
▷15秒で心を整える傾聴セラピスト
▷博士で上級心理カウンセラー
▷企業マーケターでクリエイター
本当の自分が望むことに耳を傾けよう。

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