上司ハズレた…そんなあなたに寄り添います!
上司ガチャ、外れた…。新社会人になって最初にやってくる壁は、職場での人間関係づくり。企業の大小関係なく、直属の上司と良好な関係性を築けるかどうかは、入社後のキャリア形成において重要です。
新社会人の上司ガチャはハズレが当たり前!?
理想の上司との出会いは少数派
新社会人となって初めての上司が、人間的に尊敬できる方であれば文句なく、ともにはたらくことで大きな学びや経験が期待できるでしょう。
例えば、あるラジオ番組の一コマ。会社での役員プレゼンを前にプレッシャーに押しつぶされそうな主人公(安部礼司)へ、大場部長がかけた一言に痺れました。
みなさんのキャリアの中で、こんなにも思いやりに溢れた力強い言葉をかけられたことはあるでしょうか?
残念ながら、理想の上司との出会いは少数派で、入社早々に職場環境や人間関係に悩んでしまうことが多くあるようです。
入社後1週間で転職活動開始?
就職情報サイト運営の企業で、普段から学生と接する機会の多い寺口浩大氏が気になってTwitterでアンケートをとったところ、入社後1週間で「転職活動を始めた」「転職を検討し始めた」が合わせて4割を超えた*。
採用活動において、不都合な社内事情は事前に開示されることはないという前提では、入社後のギャップは避けられない。その会社が素晴らしい成績を出し続けていたとしても、すべての社員が模範となれるわけでもない。誰が上司になるかは運まかせであり、新入社員にとって初めての上司との縁はまさにガチャだ。
初めての勤務先を退職する主な原因とは?
より大規模な公的調査にも目を向けてみます。若年者の能力開発と職場への定着に関する調査(平成28年)によると、結婚・出産を除くと、初めての勤務先を退職した理由は肉体的・精神的に健康を損ねた、人間関係がよくなかったということが上位となっています。
上司との信頼関係がしっかり構築されていたのであれば、このような退職理由よりもキャリアアップなど比較的前向きな理由に振れていく印象です。
辛ければ辞めても大丈夫な時代だけど…
終身雇用の時代は過ぎ去り、新卒から定年までひとつの会社に勤め上げるという美徳観は神話化されつつあります。ダメ上司が自分の元を去るまで耐え抜くことだけが、社会で生き残る選択肢だとしたら残酷で窮屈…。
それでは、上司ガチャが外れた自分の未来に絶望しないためには、どのようなマインドをもつべきでしょうか?
避けられない苦境への備えとは?
経験や学びは後からついてくる
目の前の困難の意義は、いますぐに分かるものではありません。がんで余命宣告を受けたある大学教授が、最後の授業でこんな言葉を残しています。
時を重ねて、必要な知恵を備えていくことで、困難がやがて重要な学びを授けてくれるという解釈。
これは素晴らしい考え方だし、学生時代の自分も感銘を受けた。
でも、誰もがそんなに辛抱強くその時を待てるだろうか。
いつか苦しみの意味が分かると、目の前の困難をぐっと堪え続けることができるだろうか?
誰しも我慢には限度がある。先に壊れてしまっては、そもそも台無しになってしまう。
今の自分に「見えないものに気づかせてくれる」人との出会いを!
今の自分に見えないものに気づかせてくれる人がいれば、耐えて耐えて、壊れるほど我慢する必要はない。
自分が直面した困難が意味することや、将来的に得られる学びをより豊かなものにする行動をともに考え、導いてくれる人がいたら、この上なく心強いだろう。
若手を伸ばす何よりの推進力は、誰かに憧れる力かもしれない。
「あの人みたいになりたい」という純粋な憧れは、何よりも向上心を突き動かす。
その憧れが社内になければ、会社の外に出て、これだって思える出会いを探してみよう。
メンターとしてあなたの悩みに寄り添い、今の自分に見えないものに気づかせてくれる人は必ずどこかにいる。
阻むも人、助くも人
批評は簡単だ。ダメな理由を並べる人ではなく、「だったらこうしてみたら」という新しい視点について前向きに背中を押してくれる、そんな誰かとの出会いは人生に彩りを与えてくれる。
直接的なご縁もあるし、書籍やSNS・メディア等を介した出会いもある。私自身、自分の力不足から仕事がうまくできなくて心が折れそうな時、ある本の一節に救われました。
新社会人となった皆さんが、このような出会いに恵まれることを願って止みません。
直面した困難は、経験者にとっては些細なことかもしれない
今すぐに環境を変えられなくても、どうにもできなくても、これからできるようになることが、本当に面白い局面です。あなたの悩みは、同じようなケースを経験し、先に乗り越えてきた人にとっては、些細なことかもしれません。
社内に解決策がないからこそ、会社の枠を超えて考えてみましょう。
3年後、5年後にどうなっていたいか。その未来像が、今の苦境を乗り越えるために不可欠です。
もちろん、URETECHがその未来像をともに考えるパートナーになれると何よりです。
職場の悩みはひとそれぞれ
上司ガチャをはじめ、職場の人間関係を考える上では、個別のケースにしっかり向き合うことが重要と考えています。択一的な答えはないからこそ、十分な対話のなかで心を落ち着けて、自分の力で変えられない前提、あるべき姿を妨げる問題、ありたい姿への課題を整理して自分の行動変容を導いていくことが重要です。
URETECHで構想しているパーソナルメンター事業では、そのようなPtoPのコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。
等身大で活躍できるキャリアを目指そう!
自分に備わった強みを生かすパーソナンルマーケティングが機能していれば、キャリア形成の焦点はニーズとの客観的なマッチングとなります。URETECHが目指すのは、自分の得意なスキルが「自然と売れていく」状態です。等身大の自分で活躍できる、そんなキャリアをともに目指していきましょう!
今の会社に残る場合も、転職に踏み切る場合にも、なりたい自分の未来像はパーソナルマーケティングを駆使して手繰り寄せることができる。
この世で全て思い通りになるのは、自分の行動だけ。
馴染めない企業文化に預けていた、はたらき方の主導権も取り戻していきましょう!
URETECHではこれからも、パーソナルマーケティングや自己実現に役立つ情報を配信していくよ!
NEXT
Twitterで多くの共感と支持を集めたアタリ上司とハズレ上司の典型像。新社会人や転職者にとって、上司ガチャの引きは、その後の命運を分ける。https://twitter.com/utizep2q1K...
あわせて読みたい
上司や職場環境に悩んでいる。2021年には上司ガチャやハズレ上司という言葉をよく耳にしました。どんな環境であっても、あなたの能力を開花させるお手伝いがしたい。社会人5年目の悩める会社員と、会社員カウン...
上司や職場環境に悩んでいる。2021年には上司ガチャやハズレ上司という言葉をよく耳にしました。どんな環境であっても、あなたの能力を開花させるお手伝いがしたい。今回は社会人5年目の相談ケース。上司からの...
これまで3社にわたり、コンセプトメーカーとしてヘルスケア領域の仕事に携わってきました。経験や出会いから学んだ、売れていく商品と選ばれる人材の共通点についてご紹介します。売れていく商品と仕事に恵まれる人...
新社会人に転職者。上司ガチャに恵まれず、ものづくりや企画に悩むみなさんへお届けします。とんでもない魅力を生み出すものづくりへの情熱が今回のテーマ。いくつか足りない部分があるが、他にはないとんでもない魅...
URETECHのコンセプト
売れてくものづくりと人材の工房に!自然とモノが「売れてく」、自然とスキルが「売れてく」。ものづくりでも、キャリアでも、それがいちばんだと考えています。それぞれが特長を活かして、そんな状態を目指せる術(...
LINK*
LINK**
LINK***
邦訳サイト
原文サイト(英語):動作が非常に重いので邦訳サイトをご参照ください
最近のコメント